生活を豊かにする工夫の楽しみです。
当社の技術研究顧問が業務から離れ、趣味的に工夫・制作した事例を紹介します。
オムロン電力量モニタKM-N1-FLK , RS485, Raspberry Pi 3B+をつなぎ、 crontab で分電盤の電圧・電力を自動計測、電圧・積算電力データをcsv ファイルに自動書き込み保存しています。
電力モニターはPySimpleGUIで作成しました。
Raspberry pi から I2C(Inter Integrated Circuit) で浴室と洗濯室の温度・湿度を自動計測、crontab で5分おきにcsv ファイルにデータを書き込み保存しています。
試作第1号:2017年9月制作
これは低温オーブンではありませんが、その基となった1号器です。
低温調理は一般的に、鍋に水を入れ、温度制御したヒーターと攪拌機で水温のムラがなくなるように水を循環させて鍋の温度制御を行い、湯煎(water bath)します。食材は真空パックする必要があります。
ここでは、水循環を使わず、断熱により鍋内の温度を均一にして温度制御することで、湯煎でも湯煎でなくても、手持ちの鍋自体を設定温度にできる、より応用範囲が広いものを作ってみました。
試作2号からは低温オーブンを作成しています。
一定温度の壁に囲まれた空洞内はきわめて均質な赤外線で満たされるので、従来、温度計の校正に利用されています。この空洞を調理室とする新しい低温オーブンを試作しました。環境性能に優れています。
空洞放射加熱により均一な加熱を行います。 特許出願中
この調理器はごく省エネで、静音です。食材を真空包装せずに調理できることも含め、環境性能に優れています。